ベトナムで信頼に足る人材を採用するのが重要
私は日本人が夫のベトナム在住ベトナム人です。
日系企業(夫の会社)で働いています。
ベトナムで採用したい人へ
英語を母国語としない国で、新たに法人を設立するのは大変なことです。
私はベトナム人ですので、ベトナムを前提に話をします。
私は大学を卒業し、他の22歳の学生たちと同様に、就職活動を始めました。
自分は新卒だという、受け身で甘えた気持ちで勤めたくはなかったです。
なので、小さな会社でもいいので、会社の創業から関わることで、中心になって働きたいと考えていました。
スタートアップ企業で働きたかった理由
伝統ある大きい会社なら、「すごい!」「入りたい」と多くの新卒に人気です。
働く条件、お給料がとてもいいし、昇進もしやすいイメージです。
でも、私はそう思いませんでした。
一から教育しやすい新卒は、企業では最も採用したい層である場合もあると思います。
しかし、ほとんどのスタートアップ企業は、経験がある人物を採用したいでしょう。
特に、設立時は日本語を使える人材は、社員と経営者・管理職との間に入ることが多く、重要ですので、日本語のみならず、理解力・説得する力を考慮し、経験値が問われます。
また、新卒で未経験の自分は、大きな会社に入ってもチャンスを与えれくれないのではないか、新たな仕事にチャレンジすると「でしゃばり」と、先輩たちに良くない印象を与えてしまうのではないか、と心配しました。
実際、大手企業に勤めた友人は、何人もそのような愚痴を言っています。
がんばることそのものが問題ではなく、周りが応援してくれるように立ち振る舞う必要があるのだと思いますが、経験のない新卒にしれは難しいことです。
若い人たちは単純で、熱心にやって褒められれば、もっと精一杯努力したい。
だからがんばるだけです。
がんばりたい新卒がどんな会社に入りたいか?
自分が大学で勉強した専門をいかせる仕事がベストですね。
また、新しい会社がいいです。
なぜ新しい会社なのか?
私が今も新卒なら小さくてもいいので新しい会社に働きたいです。
なぜなら、会社の中心人物でいられるからです。
直接上司とやりとりできれば、指示の納得感があるし、意見も出せます。
大きな企業なら上司までいろいろな人が挟んでやりにくくなるかもしれません。
会社の最初の時点は大変ですし、すぐ潰れてしまう危険もありますが、一生懸命努力したい新卒には良い経験になります。
経験者を採用するリスク
運がよければ、経験値が在り、熱心で最初から最後まで純粋に貢献したい人材を手に入れて会社が発展します。
運が悪かったら、口だけの人間を信じ、知らないところで問題が発生しているかもしれません。
どこの国でもそういうことがあると思いますが、私が知っている範囲だと、人の心はよくわからないものです。
自分の利益のために、自分を信頼してくれている人を裏切る人がいます。
「信頼」している人以外の意見を日本人経営者が聞き入れないせいで、結局会社がうまく立ち行かず、潰れてしまう例も、日本語のできる友人から聞きました。
責任は自分のものです。誰にも渡せないもの。
信頼は自分のものです。自分が信じるから判断。
資金難で会社が潰れても恥ずかしくありません。
恥ずかしいのは、信頼すべき相手を信頼しないことです。
まだ経験不足の20代の女の考えですが、自分が選んだ道、自分が信頼した人たちに対し、選んだこと、信頼したことを後悔したことがないです。
私は自分の選択が間違いないと自身を持っています。
つまり、経験者が良いとか、新卒が良いとかではなく、会社の業界によって、現場によって、新卒にもチャンスにあげて採用してみてください。
良い人材を採用できたら、そのあと大変な事態におちいっても信頼できる人ができます。
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